SEI / 木皮成
振付師・映像作家
1990年生まれ、和歌山県出身。
早くから海外事業に興味を持ち、2010年から8年間、アジア舞台芸術祭(現・アジア舞台芸術人材育成部門)にスタッフとして関わる。
2015年には約1年間、ダンス講師としてカンボジア・シェムリアップに滞在、カンボジアエンタメ業界の黎明期を支える。
帰国後、自作を発表するユニットDE PAY’S MAN(デペイズマン)を立ち上げ、映像・演劇・ダンスとジャンルを問わないアプローチで身体をテーマにした作品を発表し続けている。
現在は、多摩美術大学非常勤講師としてパフォーミングアーツの観点でHIP HOPカルチャーを捉えた授業を展開し、北区文化振興財団から委託を受け、区内小中校の芸術鑑賞事業も担当。
本年度12月に韓国、フィリピン、インドネシア、マレーシアのアーティストと共作「Moon Child」を発表予定。
これまでに訪れた国はアメリカ、韓国、中国、フィリピン、タイ、カンボジア、台湾、インド。
Bug-magazine 振付家・木皮成 インタビュー - http://bugmag.xyz/articles/sei_kikawa/ (2018年4月13日掲載)
木皮成の演出力は、“場”の観察に依るところが大きい。身体表現をする自身と観客が、時空間を共有するという構造を強く意識させる。観客は、作品が生れ落ちる現場の目撃者であることを、新鮮な衝撃とともに受け取ることになる。作品の題材は、彼自身の生活そのものなのだと見せながら、フェイクドキュメンタリーなのだ。大前提としての虚構がありながら、表現者と観客が抜き差しならないリアルを共有するという“舞台芸術”の醍醐味を信じるという演出力がある。
多摩美術大学 教授・加納 豊美(多摩美術大学卒業制作集2013より)
好きな音楽 (ダンス界きってのPOPソング通と自負しています)
175R , A-bee , AFRO PARKER(MV「After Five Rapper -SHACHIKU REQUIEM-」の振付を担当させていただきました) , akinyan electro , Anamanaguchi , androp , Ashok ,
ASIAN KUNG-FU GENERATION , Avicii , Awesome City Club(DE PAY'S MANのSVで楽曲を使わせていただきました) , A応P, BAD HOP , banvox , B-DASH , The Beatles , BiSH ,
THE BLUE HEATS , bo en , Bruno Mars , BUMP OF CHICKEN , Caravan Palace , capsule , cero , chelmico , CTS , Coldplay , Creepy Nuts , Crying End Roll , DAISHI DANCE ,
Daft Punk , daoko , De De Mouse , DEX PISTOLS , DOTAMA , DJ BAKU , DJ RYOW , DJみそしるとMCごはん(MV「The Gang Eat More」の振付を担当させていただきました) ,
Eccy , ELLEGARDEN , E Ticket Production , Fear, and Loathing in Las Vegas , Flo Rida , FUKAIPRODUCE羽衣(振付してます) , GADORO , Galileo Galilei , gigandect ,
Gill Chang(台湾のトラックメイカー) , Go-qualia , GOING UNDER GROUND(青春です) , GOING STEADY , GOMESS , GReeeeN , Her Ghost Friend , Thai Kick Murph ,
↑THE HIGH-LOWS↓, HOME MADE 家族 , HY , JAGGLA , Indigo la End , iri , Jibbs , Jr.Shots & Squats , KEN THE 390 , KICK THE CAN CREW , Kiss , KOHH , Les Freres ,
Lyrical School , Macklemore & Ryan Lewis , MOROHA , Michael Jackson , Minato(MV「ファンファーレ」「Beer!Beer!Beer!」を撮らせていただきました。最高です。) , miii ,
miwa(「ミラクル」という曲のPVに出演してます) , Namewee(黃明志、マレーシアのアーティスト) , N`夙川ボーイズ , OK?NO! , ORANGE RANGE , Ozrosaurus , PAELLAS ,
Pa's Lam System ,→Pia-no-jaC← , Pitbull , People In The Box , Perfume , Pentatonix , Point Point , PUNPEE , PUFFY , QUEEN , RADWIMPS , RAM RIDER , Raujika , RE:NDZ,
The Rolling Stones , SALU , Seiho , SEKAI NO OWARI , Shurkn Pap , Sigala , SIRUP, Shiggy , SKY-HI , SMAP , Sonic Deadhorse , SOUL'd OUT , Sound Schedule ,
spoon+(友達です、応援してます) , STUTS , Suchmos , SUPER CAR , SUSHIBOYS , TALKING IS HARD , The Telephones , TEMPURA KIDZ , thai kick murph , THE君に話すよ ,
THE ラブ人間 , toe , TOKYO HEALTH CLUB(MV「supermarket」の振付を担当させていただきました) , tofubeats , TORIENA , The TOYS(タイのバンドです) , ULTRA-PRISM,
UNISON SQUARE GARDEN , YAMASUKI singers , Young Hastle , Yunomi , The White Stripes , WHITE JAM , Wiwek , ZARD , μ's , アイドルネッサンス , アップアップガールズ(仮) ,
泉まくら , 打首獄門同好会(MVにダンサーとして出演してます) , 宇宙ネコ子 , ウルフルズ , 大森靖子 , 岡村靖幸 , 岡崎体育 , 奥田民生 , 小沢健二, 踊FootWorks , 仮谷せいら ,
川本真琴 , きゃりーぱみゅぱみゅ , 禁断の多数決 , 銀杏BOYZ , 空気公団 , 空中ループ , □□□ ,グループ魂 , くるり , ゲスの極み乙女。, ケツメイシ ,欅坂46 , コトリンゴ ,
コシュニエ , サカナクション , サニーデイ・サービス , (((さらうんど))) , さよならポニーテール , ジェニーハイ, シナリオアート , 私立恵比寿中学 , 神聖かまってちゃん ,
スチャダラパー ,ストレイテナー , スピッツ , 相対性理論 , 竹原ピストル , 環ROY , たむらぱん , タルトタタン , チャットモンチー , 転校生 , でんぱ組.inc , 東京カランコロン ,
トクマルシューゴ , 乃木坂46(「アンダー」振付提供させていただきました) , ハナエ , ハハノシキュウ , パブリック娘。, 春ねむり , ハンバートハンバート , 羊文学 ,
フジファブリック , フレンズ , マキシマム ザ ホルモン , 三毛猫ホームレス ,ミツメ , モーモールルギャバン , ももいろクローバーZ , やくしまるえつこ , ヤバイTシャツ屋さん ,
ゆるふわGang , 芳川よしの(渋家時代のシェアメイツです) , 吉田凜音 , ヨルシカ , ラブリーサマーちゃん , リーガルリリー
(2019年11月時点)
1990年
本州最南端、和歌山県東牟婁郡串本町生まれ。
姉と妹のいる3人兄妹の真ん中に生まれる。
1992年
2歳にして引きこもり、ほとんど家の部屋で一人で遊ぶ。
1994年
4歳。圧倒的な容姿の可愛さから近所で噂になる。
2002年
野球にはまり、日々のめり込む。
その年の選手名鑑のデータを全て記憶する。
2004年
友達だと思っていた幼馴染にいじめられ、人間不信になる。
以降はほとんど一人で遊ぶ。
2009年
上京。
多摩美術大学入学を機に野田秀樹の元で演劇を学ぶ。
2012年
劇団 FUKAIPRODUCE羽衣「耳のトンネル」の振付をきっかけに振付師としてデビュー。
同作品が、 Corich舞台芸術まつり!2012にてグランプリを受賞する。
ソロ公演も含む自主公演を3回実施。
アートコレクティブ 渋家 に参加する。
2013年
こまばアゴラ劇場サマーフェスティバル-PAN-にダンスデュオ「深夜練」として
フェス史上最速最年少でラインナップに選出される。
歌人 枡野浩一とのお笑いユニット「ゾロメガネン」を結成、
半年で活動休止。
2014年
劇団 うさぎストライプと提携し、振付とドラマの関係性を探る。
うさぎストライプと木皮成「デジタル」が映画「幕が上がる」の劇中劇に使用される。
アートコレクティブ 渋家 を脱退。
演劇人のためのダンスサークル DAP TOKYOを企画・創設。
2015年
カンボジアに滞在、株式会社zarusovaがプロデュースするCambodia Stars Academyにてダンス講師を務め、
プノンペンでのフラッシュモブ企画を成功させる。
2016年
帰国。
自身の制作ユニット DE PAY’S MAN(デペイズマン)を結成。
映像作品「Favor i」ダンス作品「The Way Feels Go」を発表。
2017年
多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師に就任。
DAP TOKYO × DE PAY’S MANとして カンボジアでの滞在生活を元に創作した演劇舞踊作品「STREET STORY」を発表。
2018年
国際交流基金アジアセンター主催 NOTES : coposing resonanceのメンバーに選出される。
Festival Tokyo 18 ピチェ・クランチェン作品「MI(X)G」に出演予定も鎖骨複雑骨折で降板する。
2019年
MVディレクターとしてMC水月「walk」、Minato「ファンファーレ」「Beer!Beer!Beer!」などを担当する。
29歳にしてADHDであることに気づく。
鎖骨の再手術を受ける。
インドネシアの国際フェスGoyang Karawang International Festivalに招聘され、現場復帰。
その他、経歴はこちら